海は好きですか？〜Life Saving〜

今、全国では海水浴場が開設されている。学生時代のほとんどを海で過ごした私にとって、7月と8月は非常に嬉しいシーズンである。8月からは、趣味や勉強に思う存分時間を費やすことができるようになったので、先日、後輩達の練習に参加してきた。

朝の3時に家を出て、車を走らせること90分。私の大好きな海、九十九里浜に到着する。4時半ごろの日の出と共にボードを抱えて砂浜を歩き、準備体操を始める。海を見て、あぁ小さい波だなと思い、砂浜をジョギングすることに決める。小松海水浴場から本須賀海水浴場の3キロ半を走ったり、歩いたり、歌ったりしながら往復し、海の開放感と自由な感覚に陶酔して、やっぱりここだなぁと郷愁をくすぐられる。そんなことをしているうちに太陽も昇り始め、後輩達が続々と海に集合してきた。朝練までまだ少し時間があったので、後輩のボードを借りて１時間強波乗りをした。日本の南の方で停留している台風のせいか、いざ海に入って沖まで出てみると意外と波が高かった。これこそ、九十九里マジック。遠浅の地形が、砂浜から見る波の高さを低く感じさせる。波の高さも厚みもブレイクまでの時間も、衰えた私にとっては申し分なし。久しぶりにいい波に乗れた。

7時前から全体でスプリントビーチダッシュ、ボード練習をして（私も参加した）、8時前に練習は終了した。次の日、身体のありとあらゆる部分が悲鳴をあげていたが、これもライフセービングの醍醐味だと思うと、それもまた嬉しい。社会人のヨボヨボボディを改善するべく、また、現役生の練習に参加させてもらおうと思う。